〜衛星データおよびAI技術を「農業」の生産性向上および効率化への活用/実用化が評価〜
サグリ株式会社(本社:兵庫県丹波市、代表取締役:坪井 俊輔)は、衛星データ(Satellite)×機械学習(AI)×区画技術(GRID)を掛け合わせ、農業や環境における課題解決を目指す岐阜大学発ベンチャー企業です。2022年11月25日(金)東京都港区にあるアレア品川で衛星の開発及び製造を手掛けるAirbus Defence and Spaceが主催する「Airbus Defence and Space Day 2022」が開催。衛星データで農業現場をDX化した「アクタバ」「デタバ」「sagri」の実績が評価され、表彰されたことをお知らせいたします。
- 当社の受賞の背景
Airbus Defence and Spaceは、ヨーロッパの航空宇宙産業エアバスの子会社で、衛星の開発及び製造、また観測衛星画像の配信などの事業展開をしている。「Airbus Defence and Space Day」というプログラムを開催しており、その中で、宇宙業界で話題となる功績を称賛させて頂くセッション「Ace of Space」にて当社が表彰されました。前回(2019年)は「ハヤブサⅡ」が受賞。今年は衛星データおよびAI技術を「農業」の生産性向上および効率化への活用及び実用化を達成したことを受け、当社が表彰されました。授賞式には当社のCOO益田が出席し、サービスのプレゼンを行いました。
- 授賞式で発表したサービスについて
(生育・土壌診断システム「Sagri(営農支援サービス)」)
営農指導者や法人経営体の農家は広い圃場全てをアナログな目視確認により管理しています。また昨今の施肥コストの増大により土壌分析のニーズが高まっています。当アプリは、農業生産者が管理する農地をワンタッチで登録することで生育状況及び土壌解析をスムーズに行うことが可能なアプリケーションです。
(耕作放棄地診断システム「アクタバ」)
各市町村に設置されている農業委員会事務局では、毎年、農地法に基づき、全ての農地の利用状況を確認するため紙の地図を利用して農地パトロール調査を実施しています。当社が開発した「アクタバ」というサービスを用いて、AIが人工衛星画像から農地の利用状況を診断し、調査業務負担の課題解決を実現します。
(作付け調査アプリ「デタバ」)
地域農業再生協議会では、毎年、営農計画書に沿った目視による作付け調査を実施しており、調査業務負担が存在しています。 サグリは、衛星データを用いて作付け調査を効率化するアプリケーション“デタバ”を展開しており、当協議会の調査業務負担の課題解決を実現できる。 当アプリは山口県「シビックテックチャレンジ YAMAGUCHI」の一環で実施した実証実験「衛星・ドローンを活用し、農地の作付状況をスマートに把握したい!」の成果で得られた高精度な作物判定モデルが搭載し、判定精度は水稲や麦で9割を超えている。
- サグリ株式会社について
サグリ株式会社は、「人類と地球の共存を実現する」をビジョンに掲げ、2018年6月に兵庫県で創業したスタートアップ企業です。衛星データ×AIで世界の農業と環境課題の解決を目指しています。2021年6月にはリアルテックファンドなどから総額1.55億円の資金調達を発表しました。また、ひょうご神戸スタートアップファンドの第一号案件の出資となりました。令和3年度農林水産省 農林水産技術等大学発ベンチャーに認定され、近畿経済産業局より、J-Startup-KANSAIに選出。環境省スタートアップ大賞事業構想賞受賞や東洋経済2021すごいベンチャーに選出されました。令和3年度、岐阜大学発ベンチャーにも認定され、グローバルに活動をしています。
- サグリ株式会社 積極採用中
サグリ株式会社では、積極的に採用募集しております。弊社が開発するアプリケーションをリードするエンジニアや衛星データから得られる情報を解析する機械学習エンジニア、アプリケーションの事業展開を担う経営企画・営業職を募集しております。以下のリンクより募集の詳細をご確認いただき、是非ご応募ください。ご不明な点は下記メールアドレスまたは弊社HPコンタクトより、お問い合わせください。
▼弊社採用ページ
https://herp.careers/v1/sagri/
▼採用についてのお問い合わせは下記にお願いします。
メールアドレス:recruit@sagri.tokyo
HP:https://sagri.tokyo/contact/