金曜日, 11月 22, 2024
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藻場保全に繋がりCO2吸収源(ブルーカーボン)となる「うに再生養殖」事業で生まれた『はぐくむうに®』を12月下旬より販売スタート

消費するだけではない、生み出す『再生型水産業』-Regenerative Ocean Farming- を掲げ、海の砂漠化を解決し地域の産業を創り出す「うに再生養殖」に取り組んでいます。

株式会社ひろの屋(代表取締役:下苧坪之典/本社:岩手県九戸郡洋野町/以下 ひろの屋)および、株式会社北三陸ファクトリー(代表取締役:下苧坪之典/本社:岩手県九戸郡洋野町/以下 北三陸ファクトリー)は2016年よりうにの再生養殖事業開発を行って参りました。6年の年月をかけ養殖技術と飼料の開発を行い、2021年のテストマーケティングを経て2022年12月より再生養殖うにの販売を本格的にスタート致します。

  • 再生養殖で生まれた「はぐくむうに」について

北三陸ファクトリーは「地域と水産業の未来を創る」というビジョンを掲げ、海の砂漠化とも⾔われる「磯焼け」問題を解決すべく、磯焼け海域に⽣息するうにを海から回収しカゴに⼊れ、上質な飼料を与えて実⼊りの良いうにを⽣産する仕組みを開発しました。またそれによって⽣産された養殖うに「はぐくむうに」を販売開始いたします。
商品には昨年より導入されたトレーサビリティシステムのQRコードが記載されており、製品の産地情報を入手することが可能です。より一層安⼼安全な製品を消費者にお届けいたします。
 

藻場保全に繋がりCO2吸収源(ブルーカーボン)となる「うに再生養殖」事業で生まれた『はぐくむうに®』を12月下旬より販売スタートのサブ画像1

藻場保全に繋がりCO2吸収源(ブルーカーボン)となる「うに再生養殖」事業で生まれた『はぐくむうに®』を12月下旬より販売スタートのサブ画像2

 

  •  商品について

<販売期間>
販売期間については水揚げの状況により、前後する可能性がございます。
第1弾:2022年12月20日~24日
第2弾:2022年12月26日~28日
第3弾:2023年1月10日~1月12日
第4弾:2023年1月17日~1月19日
<販売ページ>
北三陸ファクトリーEC
https://kitasanrikufactory-store.com/
Yahoo!ショッピング
https://store.shopping.yahoo.co.jp/hirono-ya/

  • 再生養殖うに事業の展開

2022年12月より発売の「はぐくむうに」は、岩手県洋野町内の漁協および北海道道南地域の漁協、漁師の皆様と連携し生まれた製品です。北三陸ファクトリーでは、北海道大学、研究機関と共に開発した「うに再生養殖」技術の普及、国内外での横展開を目指し取り組んでおります。

国内産のうに生産量は、ここ数年大幅に減少しており、全国的な「磯焼け」によって実入りが悪化しています。「磯焼け」は海の砂漠化とも呼ばれ、海藻が消失する現象ですが、温暖化による海水温の上昇で、うにの活動が活発化し、餌である海藻を芽から食べ尽くしてしまう食害が原因の1つと考えられています。

藻場保全に繋がりCO2吸収源(ブルーカーボン)となる「うに再生養殖」事業で生まれた『はぐくむうに®』を12月下旬より販売スタートのサブ画像3_磯焼けにより実入りの悪化したうに磯焼けにより実入りの悪化したうに

藻場保全に繋がりCO2吸収源(ブルーカーボン)となる「うに再生養殖」事業で生まれた『はぐくむうに®』を12月下旬より販売スタートのサブ画像4_農林水産省統計「うにの漁獲量推移」農林水産省統計「うにの漁獲量推移」

北三陸ファクトリーでは、磯焼けを防ぐために駆除・廃棄されていた身入りの悪いうにを採捕し、うに用生簀に収容、2カ月から10週間の給餌することにより、身入り、色、品質を大幅に改善し、天然と遜色のない美味しさを実現することに成功いたしました。この、うに再生養殖の仕組みは、北海道大学らと6年以上の月日をかけて開発したものです。これにより、本来うにが流通しない秋冬にも出荷が可能になります。うに用飼料「はぐくむたね」および、うに用生簀は、北海道大学らと協働により特許のライセンスを受けております。知的財産権を基に、磯焼けに悩む全国の地域、水産事業者に向け「うに再生養殖」の取り組みをさらに広げて参ります。

 

 

藻場保全に繋がりCO2吸収源(ブルーカーボン)となる「うに再生養殖」事業で生まれた『はぐくむうに®』を12月下旬より販売スタートのサブ画像5_開発した餌を食べるうに開発した餌を食べるうに

藻場保全に繋がりCO2吸収源(ブルーカーボン)となる「うに再生養殖」事業で生まれた『はぐくむうに®』を12月下旬より販売スタートのサブ画像6_うに再生養殖の現場うに再生養殖の現場

<特許>
・うに養殖用飼料の組成 ※北海道大学らとの共同出願
・うに用の生簀、うに用の水槽の構造(特許第7082388号、特許第7029133号)
<商標>
・HAGUKUMU-UNI はぐぐむうに(商標登録第6569232号)
・HAGUKUMU-TANE はぐぐむたね(商標登録第6587059号)

  • うに再生養殖 問い合わせ窓口

北三陸ファクトリーでは磯焼け問題に悩む、うに再生養殖事業を共に実施頂ける参加希望事業者を随時募集しております。ご興味のある事業者様は以下までお問い合わせください。
株式会社 北三陸ファクトリー
Email:  info@kitasanrikufactory.co.jp

  • 「はぐくむうに」について

藻場保全に繋がりCO2吸収源(ブルーカーボン)となる「うに再生養殖」事業で生まれた『はぐくむうに®』を12月下旬より販売スタートのサブ画像7_「はぐくむうに®」のロゴ「はぐくむうに®」のロゴ

養殖を通じて水産業の未来を創る取り組みを〝豊かな⾃然と地域を様々な人と一緒に育む〟という願いを込めて「はぐくむうに」と名づけました。ロゴマークは、中央を「⼈」「海」「うに」また「雲」をイメージし、外側を囲む点を多くの⼈にあらわし、〝「海」という環境の恩恵を守り、⽣きていく〟ことを表現しました。旬を問わず出荷が可能になれば、産地での雇用の通年化が可能になります。また、「うに再生養殖×藻場再生」により世界的な問題となっている磯焼けの解決に繋げていきます。
 

  • 北三陸ファクトリーについて

北三陸ファクトリーは、岩手県の沿岸最北端、北三陸・洋野町を拠点とする⽔産会社です。洋野町では今から約55年前、遠浅の岩盤地帯約18kmに渡り溝を掘り、溝の中に天然の昆布やわかめがたまる仕組みを造りました。海藻をたっぷり食べ、高品質な天然うにの持続的⽣産を可能とする、世界でただ一つの「うに牧場®」の仕組みにより、本州水揚げNo.1のうにの漁獲量を誇ってきました。私たちは、先人が作り上げた「うに牧場®」の哲学である「持続可能な水産業」を現代版にアップデートし、うに養殖事業や藻場再生事業をはじめとする、消費するだけではない社会や地球に還元する「再生型水産業」を全国に広めています。

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藻場保全に繋がりCO2吸収源(ブルーカーボン)となる「うに再生養殖」事業で生まれた『はぐくむうに®』を12月下旬より販売スタートのサブ画像9

株式会社北三陸ファクトリー (KITA-SANRIKU FACTORY INC.)
(株式会社ひろの屋100%出資子会社)
本社所在地:岩手県九戸郡洋野町種市第22地割133番地1
設立:2018年10月1日
代表者:代表取締役 下苧坪之典
事業内容:農林水産加工物の製造加工・販売、6化拠点開発の企画運営、水産業に関する技術開発
URL:https://kitasanrikufactory.co.jp/
 

 
 

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