金曜日, 11月 22, 2024
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荒廃が進む京都三山の「東山」を、文化育む「共生の森」へ。クラウドファンディング開始

文化を未来に繋ぐTHE KYOTO クラウドファンディング

2022年11月14日から、「京都伝統文化の森推進協議会」によるクラウドファンディングのプロジェクトを開始しました。
平安から続く京都の文化は、京都三山と密接に関わり育まれてきました。異常気象や、人と森の関係の希薄化により荒廃の進む京都三山の「東山」を整備し、京都の文化を次世代に継承する森づくりを進めます。

「荒廃が進む京都三山の『東山』。1200年の文化育む「共生の森」に整備したい!」
THE KYOTO クラウドファンディングサイト
URL:https://the-kyoto.en-jine.com/projects/denbunnomori

  • プロジェクト概要

「東山」は、桓武天皇が築いた将軍塚や清水寺など多くの名所・旧跡が連なる、伝統と文化を育んできた場所です。また森林内には京都一周トレイルなどの登山道があり、ハイキングコースとして多くの人が訪れる場所でもあります。しかし今、ゲリラ豪雨やシカによる食害、病害虫の被害などで荒廃した場所が多くある状況です。
今回のクラウドファンディングは、大切な京都の山々の存在を多くの方に知っていただき、時代に合った森づくりを進めることで文化を未来に継承することが目的です。いただいたご支援は、修学旅行生やトレイルを楽しむ人々が訪れる「東山山頂公園展望台」の周辺の森林を、人々が親しみを感じられる場所とするための森づくりの費用に充てます。

荒廃が進む京都三山の「東山」を、文化育む「共生の森」へ。クラウドファンディング開始のサブ画像1_東山風景林東山風景林

・実施期間:2022年11月14日(月)13:00~2023年1月31日(火)23:59
・目標金額:5,000,000円
・起案者:京都伝統文化の森推進協議会
京都三山の森林景観を守り育て、自然と共生する伝統文化を発展させることを目的に、林野庁、京都市、社寺等の支援協力者により平成19年に設立した団体。森づくり活動や森林の文化的価値を発信するセミナーの開催等に取り組んでいます。

  • 注目のリターン

【アドベンチャーツーリズム】京都三山の地理と伝説の仙人を知るツアー

比叡山と大文字の中間に位置する瓜生山周辺の地形的な特徴と文化的な関わりと伝説の仙人「白幽子」の岩屋を巡るミステリーツアーと、ツアー後の講師との懇談会へ御招待します。
《講 師》
鎌田東二(京都大学 名誉教授)、原田憲一(元至誠館大学 学長)、吉岡洋(京都芸術大学文明哲学研究所 教授)

荒廃が進む京都三山の「東山」を、文化育む「共生の森」へ。クラウドファンディング開始のサブ画像2_白幽子白幽子

【アドベンチャーツーリズム】東山の間伐材を活かした野焼きによる陶芸体験

清水地区で陶芸家の近藤濶の長男として誕生し、染付の人間国宝である近藤悠三を祖父に持つ近藤高弘氏を講師に迎え、東山の間伐材を生かした野焼きによる陶芸体験です。

荒廃が進む京都三山の「東山」を、文化育む「共生の森」へ。クラウドファンディング開始のサブ画像3_陶芸体験イメージ陶芸体験イメージ

【アドベンチャーツーリズム】東山風景林の除伐体験と森林解説ツアー

本協議会がこれまで森づくりを実施してきた東山において、植栽木の生育を妨げる樹木をのこぎり等で刈払う除伐作業を体験いただいた後、東山の森林の実情や過去の施業地の見学と解説を行うツアーです。 

荒廃が進む京都三山の「東山」を、文化育む「共生の森」へ。クラウドファンディング開始のサブ画像4_森づくりイメージ森づくりイメージ

【CF限定版】東山の除伐材で染めた湯呑茶碗

陶芸家の近藤高弘氏の「念々洞工房」で東山風景林の除伐材の木灰を釉薬にして焼き上げた世界に一つの湯呑茶碗。灰をうわぐすりにした陶器を「灰釉陶器」と言い、平安時代にも生産され、人工的に施釉された初期の技法です。

荒廃が進む京都三山の「東山」を、文化育む「共生の森」へ。クラウドファンディング開始のサブ画像5_湯呑茶碗 ※イメージ湯呑茶碗 ※イメージ

そのほかのリターンや詳しい内容はクラウドファンディングサイトをご確認ください。
https://the-kyoto.en-jine.com/projects/denbunnomori

※すべてのリターンに、書籍「京都の森と文化」とお礼状が含まれます。

荒廃が進む京都三山の「東山」を、文化育む「共生の森」へ。クラウドファンディング開始のサブ画像6_書籍「京都の森と文化」書籍「京都の森と文化」

  • THE KYOTO Crowdfundingについて

THE KYOTO Crowdfundingは、京都新聞グループと株式会社電通で構成するTHE KYOTO実行委員会が運営しています。

運営団体  :THE KYOTO実行委員会
責任者   :THE KYOTO実行委員会
運営責任主体:株式会社京都新聞社
代表    :代表取締役社長 大西祐資
所在地   :京都市中京区烏丸通夷川上ル 京都新聞社内
電話    :075-241-6185

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