2022年10月1日(土)〜10月31日(月)<函館市内・近郊エリア>
一般社団法人Blue Commons Japanは、函館近海でのブリ漁獲量が最盛期を迎える10月、函館市内・近郊の飲食店40店舗と連携したブリメニューの開発・販売や、道南(北海道の南側)エリアのスーパー24店舗と連携した「函館ブリたれカツ」の惣菜販売、飲食店やお家でブリを食べて写真を投稿すると抽選で豪華景品が当たるSNSキャンペーン、ブリメニューを食べてスタンプを貯めるとガラポンを引くことができる「ブリホッピング!スタンプラリー」、子供向けイベント「函館地ブリパーク」など、地元でのブリ食文化の定着を目指すための様々な企画を行う「函館ブリフェス2022」を開催いたしました。
この取り組みは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環で実施しています。
- イベント概要
・開催概要 函館市内・近郊の飲食店と連携したブリメニューの販売、道南エリアのスーパーと連携した「函館ブリたれカツ」の惣菜販売、SNSキャンペーンの実施、スタンプラリー「ブリホッピング!スタンプラリー」の実施、子供向けイベント「函館地ブリパーク」の開催
・日程 2022年10月1日(土)〜10月31日(月)
・開催場所 函館市内・近郊合わせて40店舗の飲食店、24店舗のスーパー、函館蔦屋書店他
・協力団体 はこだて・ブリ消費拡大推進協議会(渡島総合振興局)
- 函館市内・近郊の飲食店/スーパー計64店舗と連携したブリメニューの販売
地球温暖化などの海洋環境の変化により、北海道のブリの漁獲量は全国1位にまで上昇。その中でも函館近海で獲れるブリの量は非常に多いにも関わらず、消費量は全国平均の半分程度と低迷しています。そのブリを地元の方々にもっと美味しく味わってもらうため始めた「函館ブリフェス」も今年で3年目となりました。今年は、「函館ブリたれカツ」に合うオリジナルのたれを使ったメニューの販売をしていただく飲食店や、惣菜コーナーにて函館ブリたれカツを販売していただくスーパーとの連携が広がり、過去最高の64店舗が函館ブリフェスに参加。飲食店の中にはブリたれカツを巻き寿司にしたり、タコスに挟んだりと、これまでにない珍しい食べ方を提案される店舗もあり、ブリの新たな可能性にお客様は舌つづみを打っていました。
- 飲食店でのブリメニューの食べ歩きや、自宅でのブリ食を楽しむ2つのキャンペーン・子供向け職業体験イベントの実施など、「ブリ活」を楽しむ様々な企画を実施!
函館ブリフェス参加店舗を食べ歩き、様々な味付けのブリメニューを楽しんでいただけるように、スタンプを貯めると豪華景品が100名様に当たるガラポンを引くことができる「ブリホッピング!スタンプラリー」と、ブリメニューを食べて指定のSNSに写真を投稿するだけで景品が当たるSNSキャンペーンの2種類を実施。スタンプラリーの景品「神経締めブリ丸ごと1匹」や「ブリのフルコースご招待券」の当選を目指し、函館ブリフェス参加店を食べ歩いてカードいっぱいにスタンプを貯めるお客様も多く見られました。
函館ブリフェス2022を締め括るべく、10月30日(日)には「お仕事体験!地ブリワークス for kids」や、色々なゲームで遊べば遊ぶほど海の問題を知ることができる縁日ブース、ブリの加工品や函館ブリたれカツバーガーなどの販売を行う1Dayイベント「函館地ブリパーク」を函館蔦屋書店にて開催しました。
海で泳いでいるブリが食べ物となって私たちの食卓に並ぶまでのお仕事を、各分野のプロと一緒に体験することができる「お仕事体験!地ブリワークス for kids」は大人気プログラムのため、昨年よりも参加人数を増やして実施。また、海の学びが楽しく体験できる縁日ブースでは、子どもたちが真剣にゲームに取り組む姿が多数みられるなど、活気あふれる満足度の高いイベントになりました。
- 参加飲食店・お客様・子供たちからの声
【函館ブリフェス参加飲食店の声】
・ブリは夏〜冬にかけても函館で獲れますが、やはり旬の時期のブリは格別です。地元の方々をはじめ、観光客の方々にもブリメニューを目的としてご来店いただくことも多く、だんだんと「函館のブリ」が認知されてきていると実感しました。ブリを食べる文化が定着していくよう、料理人としてこれからも工夫を凝らして食べ方を提案していきたいと思います。
【函館ブリたれカツメニューを注文したお客様の声】
・スタンプカードを持ち歩き、函館ブリフェス参加店のブリたれカツを食べ歩きしました。シンプルな甘辛だれやタルタルといった味付けから、カレー、サンドイッチなど、この期間にしか食べられないブリの味付けを楽しむことができました。スタンプラリーの会場では地ブリ商品の詰め合わせをゲットしたので、お家でもブリ料理を作って食べてみようと思います!
【函館地ブリパークに参加した子供の声】
・ブリの命の大切さやいろいろな魚の大切さがわかった。これからも大切にしていきたいし、もっと海のことを知りたいと思いました。
・学校の給食でもブリたれカツが出てすごく美味しかったので、自分で作ることができて楽しかった!お家でもまた作りたいと思った。
・海や砂浜には自分たちの生活から出たゴミがたくさんあるんだとわかった。海に行ったらゴミ拾いをしたいと思った。
<団体概要>
団体名称 :一般社団法人Blue Commons Japan
URL :https://bcjapan.org/
活動内容 :海の問題解決に向けたアクションの輪を広げることを目的として、食文化を切り口にした海洋教育を中心に、海と人とのかかわりについて学び、海洋がもたらす恩恵や未来、さらに海洋の課題について理解を深めるために様々な事業を行います。
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/