20の自治体、約70の企業・団体が出展決定!国産木材の現在を知る。多彩なセミナーの詳細も決定!
【開催期間】 2022年8月24日(水)~26日(金)10:00~17:00(26日のみ10:00~16:00)
【会場】 東京都立産業貿易センター浜松町館2階展示会場(東京都港区)
東京都は、国産木材の価値再発見と普及に向けて、日本各地の川上の事業者と首都圏の川下の事業者のマッチングを推進する、国産木材に特化した展示商談会「WOOD COLLECTION 2022 『JAPAN ReWOOD』」を、2022(令和4)年8月24日(水)~26日(金)に東京都立産業貿易センター浜松町館2階展示会場にて開催します。
◆JAPAN ReWOODの見どころ
<20の自治体、約70の企業・団体が出展>
ウッドショック等により、日本の林業・木材産業にとって、国産木材の復興に繋がる好機が巡ってきました。そこで東京都と日本各地の19の自治体が連携し、約70の企業・団体が出展し国産木材の利用拡大を目的とした展示会を開催。建築資材や家具、雑貨など多彩な国産木材との出会いを提供します。
<WOOD COLLECTION 2022 「JAPAN ReWOOD」 出展者一覧(都道府県別)>
※出展者企業は変更する可能性がございますので、詳しくはホームページからご確認ください。
https://japan-rewood-2022.moction.jp/
■北海道
空知単板工業株式会社/滝澤ベニヤ株式会社/道産木材製品販路拡大協議会/株式会社ハルキ/松原産業株式会社/丸善木材株式会社/緑川木材株式会社
■青森県
三八地方森林組合
■宮城県
登米市森林管理協議会/南三陸森林管理協議会/宮城県CLT等普及推進協議会/宮城県木材協同組合
■山形県
相原木材株式会社/家具工房モク・木の家具ギャラリー
■福島県
江戸川ウッドテック株式会社/協和木材株式会社/福島県郡山地区木材木工工業団地協同組合/福島県木材協同組合連合会
■栃木県
とちぎ材新市場需要開発協同組合・栃木県
■群馬県
上野村木工/株式会社金井木材/群馬県森林組合連合会/群馬県木材組合連合会/群馬県林業振興課/針葉樹家具創造の会 昴/株式会社トクミ/三ツ葉楽器株式会社/Licca
■埼玉県
森林パートナーズ株式会社/飯能市森林認証協議会
■千葉県
亀村木材株式会社/株式会社ティ・エス・シー/株式会社ニッタクス/株式会社山ニ建具
■東京都
株式会社内田洋行/江間忠木材株式会社/株式会社木具定商店/株式会社クレコ・ラボ/株式会社シオザワ/一般社団法人多摩産材活用あきがわ木工連/帝国器材株式会社/東京都森林組合/社会福祉法人蕗の会 障害福祉サービス事業所 ひのき工房/細田木材工業株式会社/ミライス株式会社/東京都・公益財団法人東京都農林水産振興財団
■神奈川県
株式会社市川屋/堀内ウッドクラフト/株式会社ラ・ルース
■山梨県
株式会社モック犬橋
■長野県
社会福祉法人アンサンブル会/齋藤木材工業株式会社/信州木材認証製品センター/長野県産材販路開拓協議会/長野県木材協同組合連合会/株式会社山﨑屋木工製作所/林友ハウス工業株式会社
■岐阜県
岐阜県
■奈良県
KIZAIKU C+/谷一木材株式会社/奈良県木材協同組合連合会/株式会社ホーテック/森庄銘木産業株式会社/吉野製材工業協同組合 吉野ウィング事業部
■和歌山県
和歌山県
■鳥取県
株式会社鳥取CLT/株式会社ミヨシ産業
■徳島県
徳島県スマート林業課
■高知県
株式会社エコアス馬路村/協同組合高幡木材センター/株式会社土佐組子/土佐草木花
■福岡県
九州木材工業株式会社/SAI GROUP HOLDINGS株式会社
<国産木材の現在を知る。多彩なセミナーを開催>
林業・木材業界の未来を見据えた国産木材の価値を発見できるセミナー、イベントを開催します。事前登録制
※セミナーは変更の場合もございますので、最新情報はホームページからご確認ください。
https://japan-rewood-2022.moction.jp/
「ウッドショックから一年。その先に見えるもの」
実施日時:8月24日(水) 13:00~14:00/会場:展示会場特設ステージ
ウッドショックによってにわかに湧いた国産材需要。しかし全国の産地は増産体制に踏みきれたかというとばらつきがありました。その原因は日本の林業の構造的問題です。この構造的問題を打開するには川上から川下までのサプライチェーン構築が重要と言われていますが、その合理化・統合化の過程で見落とされるポイントが多いと林材ジャーナリスト赤堀楠雄氏は言及します。セミナーでは30年以上に渡って現場を見てきた知見からひもとかれる、ウッドショックのその先に見えてくる日本の林業と製材業の可能性について耳を傾けたいです。
【登壇者】 赤堀 楠雄 氏
1963年生まれ。東京都出身。林業・木材産業専門新聞社勤務を経て1999年からフリー記者として森林・林業・木材・木造住宅などに関する取材・記事執筆に従事。現在「現代林業」、「木材情報」、「森林組合」などに連載中。2010年から長野県上田市在住。著書に「林ヲ営ム~木の価値を高める技術を経営~」(農文協)、「図解入門 よくわかる最新木材のきほんと用途」(秀和システム)、「変わる住宅建築と国産材流通」(全国林業改良普及協会)、「基礎から学ぶ森と人の暮らし」(農文協、共著)、「有利な採材・仕分け実践ガイド」(全国林業改良普及協会、編著)等多数。
「木のまちかどから始まる未来」
実施日時:8月24日(水) 15:00~16:00/会場:展示会場特設ステージ
技術革新によって都市木造の基礎技術が出揃い、ハイブリッド工法も含めて木造の高層化は一段と進んでいます。一方で内海彩氏は2022年に氏が手掛けたアーブル自由が丘など、比較的ローコストな既存技術でつくる木造建築もまた都市の木質化を牽引していると言及しています。近年のこうした概況と、内海氏や氏の所属するNPO法人 team Timberize などの事例を紹介していただきながら、セミナーでは今後の都市の木質化の可能性や課題について語っていただきます。
【登壇者】 内海 彩 氏
1970年生まれ。株式会社内海彩建築設計事務所代表取締役。NPO法人teamTimberize理事。高知林業大学校特別教授。名古屋造形大学客員教授。工学院大学非常勤講師。北海道・森町モデル推進協議会委員。東京都・林業振興に向けた専門懇談会専門家等。
「資源へのアクセシビリティを高める建築・都市・社会」
実施日時:8月25日(木) 11:00~12:00/会場:展示会場特設ステージ
産業構造に組み込まれた現代社会と対峙する概念として塚本由晴氏は「自立自存の社会」を唱え、その建築的アプローチの一つとして身の回りの資源へのアクセシビリティを高める建築を探求されてきました。その業績は「建築における民俗誌的な人間の生きる場としての特性の重要性を強調した」と評価され、2022年にウルフ賞を受賞されています。 セミナーでは古今東西の建築の知見を駆使し、建築の可能性について語っていただきます。私たちが国産材利用を推進するにあたって、もっと本質的な意義に気づかされるのではないでしょうか。
【登壇者】 塚本 由晴 氏
1965年生まれ。所属: 東京工業大学 / アトリエ・ワン。建築家。1992年貝島桃代と〈アトリエ・ワン〉を設立。東京工業大学大学院教授。ハーバードGSD、UCLA、コロンビアGSAP、コーネル大、ライス大、デンマーク王立芸術アカデミー、ETHZなどで客員教授を歴任。2022年、Wolf Prize受賞。
「今求められているWELL-BEINGに根ざした開発とは? 人々とつながる地域材の役割」
実施日時:8月25日(木) 13:00~14:00/会場:展示会場特設ステージ
2020年に東京都立川市にオープンした複合施設 GREEN SPRINGS。ウェルビーイングタウンを標榜する本施設は、通常の商業施設のように容積率消化を追求せず、公園のようなランドスケープとゆとりある共用部が構成されています。街区のマスターデザインを担当した清水卓氏は「ウェルビーイングとはバランスのこと。日常と非日常。都市と自然といった様々な概念のバランスがwithコロナの時代では大切」と指摘します。 セミナーでは清水氏が登壇。本施設を紹介しながら地域材(多摩産材)の果たした役割について論じて頂きます。
【登壇者】 清水 卓 氏
1968年東京生まれ。1994年クーパー・ユニオン建築学部(ニューヨーク)卒業。1989年~1991ラファエル・ヴィニオリ建築事務所(ニューヨーク)インターン。1994年~2005年コミュニケーションアーツ副社長。2005年スタジオタクシミズ設立。現在、同社代表。主な業績として、2007年東京ミッドタウン:商環境、2014年柏の葉ゲートスクエア、三井ガーデンホテル:広場、ホテル外装・インテリア、札幌三井JPビルディング:商環境、2017年上海緑地中心:商環境、2020年Green Springs:マスターデザイン建築、2021年Ayala Museum、マニラ・フィリピン:ロビーインテリア、クアラルンプール・マレーシア:内外環境、等。
「ちょうどいい材木ラジオ 公開収録 国産材フリークによる木材業界をモリアゲる5つのコツ」
実施日時:8月26日(金) 10:00~11:00/会場:展示会場特設ステージ
Apple Podcast で50回以上放送中、業界でカルトな人気の「ちょうどいい材木ラジオ」がJAPAN ReWOOD で公開収録を行います。話し手は今をときめくVuild株式会社の2人、井上達哉氏と山川知則氏。ウッドショックをウッドチャンスにと言いつつ、構造的な問題からなかなか変わらない木材業界に、ユルく、無礼講、忖度抜きで、林業と製材業を楽しくやる5つのコツを提言をして貰います。井上氏と山川氏の1歩も2歩も先を行く提言は、2人が実際にチャレンジしカタチにしてきたことばかりなので納得させられるのです。
【登壇者】 井上 達哉 氏
1984年生まれ。株式会社VUILDのCOO。岡山県西粟倉村にて林業の村まるごと六次産業化を実現。その経験からマイクロ六次産業化する地域林業の在り方を提唱し、ちょうどいい材木ラジオ、タンコロ運動、山主を面白がる会等、林業と建築分野を横断した様々なプロジェクトを企画・遂行している。
【登壇者】 山川 知則 氏
1981年生まれ。VUILD株式会社NESTING事業ディレクター。前職では間伐材を活用した家具シリーズ「KINOWA」をプロデュース。その他、杉や檜など国産木材を多用した空間を多く手がける。VUILDでは地域の木材×デジタルファブリケーションの掛け算で革新的な住宅の在り方を提案している。
「ウッドショックの遠因について」
実施日時:8月26日(金) 13:00~14:00/会場:展示会場特設ステージ
東京木材問屋共同組合の常務理事として内外の木材需給を冷静に分析し続けている小泉勝氏。セミナーでは外国産材でウッドショックが起こった原因について様々な角度から解説していただき、さらにウッドショックの影響を受けている国産材の需要と供給について対策を示していただきます。
【登壇者】 小泉 勝 氏
1963年生まれ。東京木材問屋協同組合 常務理事、広報委員会等担当。
◆特別展示
国産木材魅力発信拠点 「MOCTION」
全国の自治体と連携し、東京都が運営するMOCTIONでは、木質化の事例展示の他、木材の調達についての相談受付、全国の木製品案内等を行っています。
東京の木 多摩産材で作成した木塀・木柵展示
東京の木、多摩産材で作成した「木塀」を展示します。
ブロック塀の代替として注目の集まる「木塀」は、国産材の活用や街の景観保全などの観点から導入が進んでいます。
全出展者/展示エリア詳細、全メインステージプログラムの詳細については、
公式サイト<https://japan-rewood-2022.moction.jp/>をご覧ください。
<「WOOD COLLECTION 2022 JAPAN ReWOOD」開催概要>
日時 : 2022(令和4)年8月24日(水)~26日(金)10:00~17:00(最終来場受付時間:16:30)
※8月26日のみ10:00~16:00(最終来場受付時間:15:30)
会場 : 東京都立産業貿易センター浜松町館2階展示会場(東京都港区海岸 1-7-1 東京ポートシティ竹芝)
主催 : 東京都
運営 : 公益財団法人東京都農林水産振興財団、WOOD COLLECTION 2022「JAPAN ReWOOD」運営事務局
後援 : 林野庁、(一社)全国木材組合連合会、全国森林組合連合会、(公社)経済同友会、木材利用推進全国会議
入場料 : 無料
公式サイト : https://japan-rewood-2022.moction.jp/
出展都道府県 : 北海道、青森県、宮城県、山形県、福島県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、山梨県、長野県、岐阜県、奈良県、和歌山県、鳥取県、徳島県、高知県、福岡県(予定)
新型コロナウイルス感染予防対策について
本イベントは、都の規定する感染予防規約に則り、感染症対策のガイドラインに沿った感染対策を実施いたします。ご来場の際は、下記を遵守くださいますよう、ご協力のほどお願い申し上げます。
・体調不良、発熱症状などがある場合はご来場をご遠慮くださいますようお願いいたします。
・会場内は、マスクを着用ください。
なお、本イベントは、新型コロナウイルス都内感染状況により中止する場合があります。また、セミナー、イベント等においても同様の理由により変更・中止となる場合がございます。あらかじめご了承くださいますよう、お願い申し上げます。