金曜日, 11月 22, 2024
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Eco-Porkが参画する農林水産省「令和4年度スマート農業技術の開発・実証・実装プロジェクト」で「ロボット式自働撮像AIカメラを用いた肥育豚管理の高度化」事業が採択されました

令和2年度・令和3年度に続きEco-Porkは3年連続の参画

株式会社Eco-Pork(代表取締役:神林 隆、以下「当社」)は、農林水産省の研究予算「令和4年度スマート農業技術の開発・実証・実装プロジェクト」の「戦略的スマート農業技術等の開発・改良」において、研究課題「ロボット式自働撮像AIカメラを用いた肥育豚管理の高度化」を、鹿児島大学(共同獣医学部、准教授:小澤 真)、NTT西日本及び弊社事業提携先であるアオキシンテックなどと共同で提案し、採択されました。

<生物系特定産業技術研究支援センターによる「戦略的スマート農業技術等の開発・改良」新規採択課題の決定のお知らせ>https://www.naro.go.jp/laboratory/brain/press/152360.html

■戦略的スマート農業技術等の開発・改良の背景と取り組み概要

【国内養豚業における課題認識】

① TPP等貿易交渉による関税低下(482→50円/kg)、競争力強化の必要性(自給率50%以下)
②【売上】国産豚肉上物率(適正体重帯等に連動する格付で買取単価15%向上)の全国平均は、50%以下
③【経費】生産コストに占める飼料コストの全国平均は、66%。足許の穀物市況・円安影響はさらに悪化傾向

 

【戦略的スマート農業技術等の開発・改良の取り組み概要】

<成果目標>

① 肥育上物率改


過去25年間の全国平均上物率改善効果(2%)の3倍に相当する成果(6%改善)を、実証プロジェクト期間(令和4年-5年)の2年間で達成します。

② 産肉能力改善


令和12年度までに達成すべき家畜改良増殖目標を、2年間で達成します。
 ・出荷日数:188日⇒180日(8日間短縮
 ・出荷体重:115kg⇒120kg(5kg増

③ 飼料要求率改善


令和12年度までに達成すべき家畜改良増殖目標を、2年間で達成します。
 ・FCR(飼料要求率=給餌量÷増体重):2.9kg⇒2.8kg(3%改善

<成果目標を実現するための、技術開発目標>

① 体重推計AI技術の改良

・当社はこれまでに、外乱要素なし(ウインドウレス豚舎)において、肥育豚80kg〜120kg帯域での体重推計AI技術を開発・上市しております。

Eco-Porkが参画する農林水産省「令和4年度スマート農業技術の開発・実証・実装プロジェクト」で「ロボット式自働撮像AIカメラを用いた肥育豚管理の高度化」事業が採択されましたのサブ画像1

・さらに全国のあらゆる豚舎タイプで安定性能を実現するため、外乱要素あり(開放豚舎等)・豚体表面60%不可視状態等の高難度条件下においても、肥育豚全体重30kg~120kg帯域での誤差3%以内の体重推計AI技術を確立します。
 

Eco-Porkが参画する農林水産省「令和4年度スマート農業技術の開発・実証・実装プロジェクト」で「ロボット式自働撮像AIカメラを用いた肥育豚管理の高度化」事業が採択されましたのサブ画像2

② 飼料要求率(FCR)測定機能の開発

肥育ロット・豚舎単位で、月次・週次・日次のFCR(給餌量÷増体重)をリアルタイムに把握する技術を確立するとともに、体重推計AI技術との組み合わせで、肥育ステージを適時に把握することで、餌内容を切り替えるタイミングの最適化を図ります。

■今後の取り組み

当社は、今回の戦略的スマート農業技術等の開発・改良を通じて、養豚経営管理システム「Porker」に体重推計AIカメラ、給餌タンク残量センサーや豚舎環境を把握する各種センサー(温湿度等)といったIoT機器類データを組み合わせて、再現性のある最適な生産体制をモデル化し、その普及を推進していく事で日本養豚業界の国際競争力強化を支援して参る所存です。

■Eco-Porkについて
会社名:株式会社Eco-Pork 代表取締役 神林隆
設立:平成29年11月29日
HP:https://www.eco-pork.com/
所在地:
(東京拠点)東京都墨田区横川1-16-3 Center of Garage Ground05
(鹿児島拠点)鹿児島県鹿児島市名山町9-15 mark MEIZAN

■お問合せ
メール:info@eco-pork.com

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