WAGRI PRISM病虫害診断API
農業チャットツール「FarmChat」の病虫害診断サービスが12品目に拡大
〜FarmChatはWAGRIとともに進化を続けます〜
株式会社ファーム・アライアンス・マネジメント(本社:東京都千代田区九段南3-4-5)の農業チャットツール「FarmChat(ファームチャット)」(注.1)は、農業データ連携基盤「WAGRI」(注.2)のPRISM病虫害診断APIにおいて、新たに8品目新たな対象作物を追加しました。あわせて12品目の病虫害診断が可能となった初のベンダーアプリとなります。
利用方法は簡単で、FarmChatの「匠のアドバイス」機能から対象作物の画を撮影し送信すると診断結果をチャットBotで受け取ることができます。過去の診断結果を検索することも可能です。
今回の追加によって、葉表や葉裏など植物の部位ごとに病虫害を診断できるようになりました。これにより、効果的な農薬選択をすることで農薬の使用量を削減することなどが期待できます。特に、農業経験がまだ浅い若手農業者の病虫害診断をスマートフォンで可能とすることで、より多くの農業者の活用が見込まれるとともに、次代の農業に資するサービスを確立していきます。
(注.1)農業チャットツール「FarmChat(ファームチャット)」とは?
「FarmChat」は、農業者はもとより農業に関わる全ての人々向けのビジネスチャットツールです。これまで紙や電話でやりとりすることがほとんどであった農業分野の業務運用を効率化し、様々なデータ連携機能を利用して営農業務をサポートします。 ※ホームページURL:https://farm-chat.com/
(注.2) 農業データ連携基盤「WAGRI」とは?
WAGRIとは、気象や農地、収量予測など、農業に役立つデータやプログラムを提供する公的なクラウドサービスです。ICTベンダーや農機メーカーなどがWAGRI上のさまざまな農業関連データやプログラムを組み合わせてWebサービスやアプリケーションを提供することで農業現場では生産性や収益性向上に資するサービスを利用することができます。 ※ホームページURL:https://wagri.naro.go.jp/
(注.3)PRISMとは?
病虫害診断APIを開発した官民研究開発投資拡大プログラム(PRISM)は、平成28 年12 月に総合科学技術・イノベーション会議と経済財政諮問会議が合同で取りまとめた「科学技術イノベーション官民投資拡大イニシアティブ」に基づき、600 兆円経済の実現に向けた最大のエンジンである科学技術イノベーションの創出に向け、官民の研究開発投資の拡大等を目指して、平成30 年度に創設された制度です。