土曜日, 11月 23, 2024
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人工光型植物工場での「高鉄分レタス」の量産化技術を確立

日本で初めて高鉄分レタスの量産化に成功!(※1) Dr.Commitは、倉敷発の技術で、日本初の商品を世界に発信していくイノベーションブランドです。

旭テクノプラント株式会社(本社:岡山県倉敷市、代表取締役 藤森 健)は、人工光型植物工場での栽培において、露地栽培のレタスと比較(※2)し、生鮮重量当たりの鉄分の含有量を約5倍~約10倍に高めた「高鉄分レタス」の量産化技術の確立に成功しました。

■開発背景
旭テクノプラントは2014年より植物工場に関する調査を開始し、2016年より商業生産を開始、現在は「倉敷れたす」をノーマルブランド、「Dr.Commit」を高機能野菜ブランド、として岡山県内を中心に出荷、地産地消型の植物工場として生産・販売を行っております。2020年より、自社植物工場に併設する実験室にて実証実験を開始し、量産化技術の開発に至りました。
本商品、高鉄分レタスは、秋田県立大学が保有する特許(特開2017-60426)をベースとして、植物工場での生産に独自技術で適応させ、量産化したものとなります。本特許申請時の秋田県立大学内での研究では、ベビーリーフ等の品種での栽培試験において2.0mg/100mg以上の鉄分含有量を確認しているが、リーフレタスでの栽培において一般的に市販されているサイズまで栽培し、且つ生産性を重視し栽培速度を早めた場合、ベビーリーフ等と比較して鉄分の吸収量は少なく、1.0mg/100g程度であれば高含有量と、秋田県立大学において評価されました。
今回、量産化に成功した高鉄分レタスの鉄分の含有量は、2.4mg/100gで、秋田県立大学における試験結果を大幅に上回る結果となります。本特許の出願に際し、研究に取り組まれた秋田県立大学 生物資源科学生物生産学科 小川敦史教授からは、本製品の生産に関して「2.0mg/100g以上の鉄分含有量を維持しながら、市販されているリーフレタスのサイズまで育て、安定的に生産ができる技術は素晴らしい」と高い評価を頂いており、日本初の高鉄分レタスの販売に期待を寄せて頂いています。
生活スタイルの変化により、現代人の鉄分不足が深刻化しており、鉄分不足により体が貧血状態になると、動悸・息切れ等の症状が起こりやすくなると言われています。そんな忙しい現代人でも、手軽に生の野菜で鉄分を摂れるように、この高鉄分レタスを開発致しました。鉄分が豊富とされる「ホウレンソウ」も、茹でたり、炒めたりすると鉄分は半分以上が溶出してしまいます。そんな「ホウレンソウ」よりも「多くの」鉄分を手軽に摂れるのが、この「高鉄分レタス」です。生で食すことの多いレタスで、高鉄分を実現したヘルシーな高機能野菜の誕生をリリースし、近日販売開始予定です。今後は、「Dr.Commit」の高機能野菜ブランドの生産ライセンスをFC化することを視野に、4種類の商品開発を進めています。
 

人工光型植物工場での「高鉄分レタス」の量産化技術を確立のサブ画像1_DrCommit_高鉄分レタスDrCommit_高鉄分レタス

(※1) 自社調べ。2022年7月調査。日本国内における人工光型植物工場における量産化技術として、特許(特開2017-60426)を保有する秋田県立大学 生物資源科学生物生産学科 小川敦史教授に確認。
(※2) 日本食品標準成分表2020年版(八訂)リーフレタスと比較

<本件に関するお問い合わせ>

旭テクノプラント株式会社
〒710-0038 岡山県倉敷市新田2403-1
アグリ事業部カンパニー 社長 三野 裕紀(みの ゆうき)
TEL:086-430-0120(直通) FAX:086-430-0124
高機能野菜ブランド「Dr.Commit」ホームページ https://www.dr-commit.com/
 

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