10月28日特別ウェビナー「テクノロジーがもたらすスマート農業化の未来と変革」を開催
ネタフィムジャパン株式会社(本社:東京都中央区日本橋中洲5-10、代表:ジブ・クレメール、以下ネタフィム)は、米国に本社を置くビジネスコンサルティング企業、フロスト・アンド・サリバン・ジャパン株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役:ロビン・ジョフィ、以下フロスト・アンド・サリバン)の60周年を祝い、フロスト・アンド・サリバンが実施する記念キャンペーンの一環として特別ウェビナーを開催いたします。
近年社会全体が直近の課題として掲げる「サステナビリティ」をコンセプトとしたフロスト・アンド・サリバンの60周年キャンペーンでは、サステナビリティへの注目の高まりとともに産業価値が改めて評価されている「農業」をリードする企業として「ネタフィム」を招致。スマート農業の普及を促進し、水資源の有効活用が可能な点滴灌水システムでアグリテック業界を大きく躍進させているネタフィムからは、同キャンペーンをサポートすべく「テクノロジーがもたらすスマート農業化の未来と変革」をテーマに、ウェビナーを開催する運びとなりました。
ゲストスピーカーは、ネタフィムと共同で日本の農地の50%以上を締める重要な作物米および「稲」における点滴灌水の研究を行う香川大学農学部 豊田正範教授と、スマート農業の研究を行う東京農業大学地域環境科学部 藤川智紀教授。藤川教授は、国内農業を「情報」や「環境」の観点から現状と課題について講演し、豊田教授はさらに日本特有の視点から農業とサステナビリティについて掘り下げます。農業について、専門的な知識や経験がなくとも、日本の聴講者にとって身近な話題を織り交ぜながら、スマート農業についての見解を互いに深める機会を提供いたします。
「サステナビリティはネタフィムの戦略に必要不可欠な要素であり、当社の本質の存在でもあります。」と語る本国CSR部ディレクターナタン・バラク氏の言葉の通り、農業の収益性・持続可能性を向上させることを目標とするネタフィムは、今回のキャンペーンサポートとウェビナーを通して、農業以外の産業との連携で開かれた農業を目指します。
ウェビナー開催 10 月 28 日(木) 13:00
テーマ:テクノロジーがもたらすスマート農業化の未来と変革
本ウェビナーでは、現代の国内農業界が独自に直面する課題や、その対策に用いられているテクノロジーをご紹介します。また、スマート農業とサステナビリティの関わりにより、今後の重要マーケットとして注目される農業の変革と展望を解き明かします。
対象業界:環境、エネルギー、IoT、ICT、ケミカル、食品、農業、機械
詳細はこちら https://frost.co.jp/netafim-landing-page/
<ゲストスピーカー紹介>
豊田正範 教授
香川大学 農学部 応用生物学科
鳥取大学大学院修士課程修了後、海外の乾燥地農業プロジェクトに国際協力事業団派遣専門家として参加。2009年より現職。作物の生態生理学、発育形態学が専門。数年前よりイネの点滴潅がい栽培についてネタフィムと共同して研究を行う。
藤川智紀 教授
東京農業大学 地域環境科学科
東京大学大学院農学生命研究科博士課程修了。2017年より現職。専門は農地工学と土壌物理学で、近年はICT技術を用いた農業の効率化や、農地からの温室効果ガス削減など、テクノロジーの視点から日本の農業について研究。
杉原孝志 氏
フロスト・アンド・サリバン・ジャパン
成長機会戦略ディレクター
直近の15年間を米国の半導体製造装置、太陽光発電、政治学リスク調査シンクタンクの日本法人で、カントリーマネージャーをはじめビジネスディベロップメントヘッドとして、会社運営と事業開発に携わる。2019年のフロスト・アンド・サリバン入社後はそれまでの経験を活かし、Growth Strategy DirectorとしてIIoT、ICT、再生可能エネルギー、Fintech、パーソナルケア等の産業分野で調査、コンサルティングプロジェクトを牽引。Kellogg School of Management, Northwestern UniversityでM.B.A.を取得。工学士(工業化学)。
ネタフィム × フロスト・アンド・サリバン プレゼントキャンペーン
ネタフィムがパートナーとして参画したことを記念して、本ウェビナーに参加していただいた方、先着60名様に青森県にあるネタフィムの点滴灌水を導入した畑で育ったリンゴセットをプレゼント。
農業の灌水方法を、テクノロジーを駆使して解決することで、環境資源における問題のみならず、働き方や女性の社会進出にも影響を及ぼすことを提唱するネタフィムが、60周年を迎えるフロスト・アンド・サリバンをサポートします。
<ネタフィムについて>
Netafim(ネタフィム)は世界をリードする灌水メーカーとして、スマート農業の普及を推進し、食糧、水、土壌などの資源不足の問題に取り組むイスラエル発アグリテック企業です。
1965年に国土の半分以上が砂漠であるイスラエルにて、水資源を農業において有効利用するべく創業。農学知識と精密潅水を掛け合わせて探求し続け、どんな気候でも、どんな作物でも、低コストで高収量を得られる方法として作物に水と肥料を与える「点滴灌水システム」を生み出しました。現在は灌漑システムを「精密灌水システム」としてデジタル化することで、より効率的な農業の発展を目指しています。
<ネタフィムジャパン株式会社>
ネタフィムジャパン株式会社は1996年にネタフィムの日本支社として創業されました。
点滴灌水技術を応用した都市型緑化プログラムにも積極的な活動を見せており、恵比寿ガーデンプレイスの緑化を始め、東京六本木ヒルズ、豊洲市場屋上、大阪ドーム球場など各地のプロジェクトを担当。東京オリンピック2020では、国立競技場と選手村の両拠点において点滴灌水システムが導入されました。国内農家への点滴灌水システムの導入のみならず、幅広いスマート農業普及活動を行なっています。